ハウスオブメモリーズ [RGN1 ]

レストラン紹介
英国植民地時代に建てられた築175年のコロニアル様式の建物を改装した、ミャンマーの激動の歴史を感じるレストラン。

こちらのレストラン、ミャンマー料理、タイ料理、インド料理、西洋料理とメニューは豊富ながら、ここはやはりミャンマー料理を選びたい所。
焼き茄子のサラダなどミャンマーらしいオーソドックなものから、カチン民族料理や果物を使ったメニューなど、この店ならではの独創的な料理まで、ミャンマー料理ひとつ取っても種類が大変多いです。お米だけでも、もち米、トマトごはん、ココナッツごはんなど10種類あり、選ぶのに時間がかかりそう。メニューは英語表記のみで、写真は最低限しか掲載されていません。メニュー選びに困ったらスタッフに声を掛けると、適切なボリュームでマッチする料理を提案してくれます。
日本人の口によく合うと教えてくれたのは、ポークカレーマンゴーピクルス。
とろける豚肉と青マンゴーピクルスの爽やかな酸味がとても上品な、日本ではなかなか食べられない一品。
ポメロとフィッシュケーキのサラダは、フィッシュケーキ(さつま揚げ)をポメロ(ざぼん)と和えた、ミャンマーテイスト溢れる一品。ポメロがさっぱりとした味のアクセントとなり、なおかつ面白い食感が楽しめます。

この建物は「ミャンマー建国の父」としてミャンマー国民から愛されている、アウンサン将軍(アウンサンスーチーさんのお父様)の執務室だったことがあり、現在でも2Fにある執務室にはアウンサン将軍が使ったデスクやタイプライターが残されています。室内に一歩入ると、時が止まったような独特の雰囲気が漂い、壁に貼られた家族の写真や(小さな頃のアウンサンスーチーさんの写真もあります)結婚式の招待状などを見ていると、伝説の人ではなく実在した人間としてのアウンサン将軍の姿が見えて来ます。執務室内はレストランの利用者は無料で見学することが出来ます。

店内にはアンティークが並び、キャンドルの灯りも幻想的で重厚な雰囲気ながら、料理一品の価格は最高で9,000チャット(約900円)と大変リーズナブル。一皿あたりのボリュームもかなりあり、2名様の場合は前菜かサラダ1品とメインを2品で十分おなかいっぱいに。特にミャンマーのサラダは、サラダと言うよりはおかずなので頼み過ぎにはご注意を。


【メニュー参考】
・フレッシュフルーツジュース … 2,000チャット(約200円)
・コーラ … 2,000チャット(約200円)
・カクテル … 2,500チャット(約250円)~
・ミャンマービール(ボトル) … 4,000チャット(約400円)
・前菜 … 3,000チャット(約300円)~6,000チャット(約600円)
・ポメロとフィッシュケーキのサラダ … 5,000チャット(約500円)
・グリルドビーフサラダ … 6,000チャット(約600円)
・ポークカレーマンゴーピクルス … 6,000チャット(約600円)
・お茶の葉ライス … 1,500チャット(約150円)
・ココナッツライス … 1,500チャット(約150円)
・もち米 … 500チャット(約50円)

【店舗情報】
・ハウス オブ メモリーズ House of Memories
住所:No. 290, U Wizara Road, Kamaryut Township, Yangon, Myanmar.
TEL:(01)525195,(01)534242
営業時間:AM11:00~PM23:00、無休(4月の水掛けまつり期間中10日間お休み)

【アクセス】
・ヤンゴン市内からタクシーで約25分。3000チャット(約300円)~
・シュエダゴンパゴダの北西、ウーウィザーラ通りから少し入った路地裏にあり、手前にはヤンゴン屈指の寿司店・江戸鮨があります。
※タクシー料金は初乗りが1,000チャット(約100円)~、メーターはなく事前の交渉制になります。
※ヤンゴン市内の車でのご移動は、渋滞が酷い為に所用時間はご参考まで。

【その他】
・アウンサン将軍が、奥さまに宛てた直筆の書もあり、内容は食べたい物(好物)のリクエスト。
「ペービョー ネ ナンビャー ヤー イェン サージンデー(豆とナンがあるなら食べたい)」豆とナンはミャンマーの典型的な喫茶店メニュー。意外と庶民的な物が好きなんだなと、思わず微笑んでしまいます。
・そんなアウンサン将軍の好物である豆のメニューが、特別メニューとしてレストランでは提供されています。
・こちらの建物は、オーナーの祖父母が実際に住んでいた家を最低限改装し、そのままレストランにしたもの。個室や通路にあるドレッサーやキャビネット、絵、写真、ゴルフ大会のメダルなど、オーナー家族の何世代にもわたる思い出がそのまま詰まったレストランでもあります。ライトやシーリングファンなども当時のままで使用しています。
・「ハウス オブ メモリーズ」はアウンサン将軍の執務室があった、と言うだけでなくイギリスからの独立を願うインドとミャンマー両国の活動家が歴史的な会議を幾度となく秘密裏に開催した場所でもあります。オーナーの祖父母は活動家を匿い会合の場所を提供するなど、インドとミャンマー両国の独立に貢献した功績が認められ、両国から賞を貰っています。
・金曜日と土曜日の夜は、1Fのピアノバーで生演奏があります。雰囲気は抜群ですが、スピーカーの前の席は会話が成り立たない程の音。2Fに上がると演奏の音は聞こえません。
・乾季は庭で食事を楽しむことが出来ます。
・雨季のテラス席は欧米人で埋まっています。
・個室を含む、眺めの良い席を取りたい場合は予約が必須。
・トイレは2Fに一か所、1Fに一か所あります。1Fのトイレは階段の下。2Fのトイレはテラスの端の白い扉の向こう側。トイレの表記が一切ないので見つけるのは困難。
・JCBカードでのお支払いで20%OFFになります。カード決済はネットの接続状態により10分程時間がかかります。

※価格は2015年8月調べ
レストラン情報
住所 No. 290, U Wizara Road, Kamaryut Township, Yangon, Myanmar.
電話番号 + 951 - 525195
マップ
営業時間 11:00 am to 23:00 pm
ホーム ページ houseofmemoriesmyanmar.com/
  • メニュー
  • 鹿肉ジャーキー、リーフサラダ、チキンスープ、カレー2種、野菜炒め、ライス、デザート

 

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